第38回姫路コンファレンスのお知らせ(速報版) 

 新型コロナの状況が落ち着いてきたことから、本年度は従来に近い形式でのコンファレンスの開催を企画しております。コロナ対策として、宿泊はシングルルームとし、懇親会は着席にて行う予定です。アノード酸化に関する議論と会員の懇親を深める場として、ご期待ください。

第38回ARS姫路コンファレンス(予定)
 
【会期】2023年11月6日(月)13:00〜7日(火)12:00ごろ
【会場】じばさんびる(兵庫県姫路市 JR姫路駅前) 
【宿泊】ホテル日航姫路JRクレメントイン姫路 (会場から徒歩数分)

 

 第111回例会(東京)のご案内 

 マグネシウムは実用金属としては最も軽量であり,比強度や振動吸収性が高いなどの優れた機械的性質を持っており,輸送機器の低燃費化・二酸化炭素排出削減のための軽量化や車椅子などの福祉用品,電子機器の筐体などに有効な材料として注目されています。一方で、マグネシウムは卑な金属であり,耐食性を付与するアノード酸化などの表面処理が重要です。そこで,本例会では,マグネシウム合金の材料としての基礎およびアノード酸化の基礎からマルチマテリアル化への応用や耐食皮膜に関する最新の研究まで幅広い話題をご紹介いただきます。多数のご参加をお待ちしております。
 

第111回ARS例会
マグネシウム合金のアノード酸化
 
【日時】2023年6月13日(火)13:00〜16:40
【会場】南部労政会館 第5会議室(〒141-0032東京都品川区大崎1-11-1ゲートシティ大崎ウェストタワー2階)
【主催】ARS
【共催】(公社)日本金属学会,(一社)軽金属学会,(公社)日本表面真空学会など(依頼予定)
【申込方法】1) 氏名,2) 所属,3) 連絡先(e-mail, 電話番号),4) 会員種別(ARS会員,学生,表協/協賛学会会員,一般)を明記の上,事務局にe-mailでお申し込みください。 ※ARSに法人会員はございません。個人会員のみとなります。
申込先 ARS部会事務局:ars_officeアットマークeng.u-hyogo.ac.jp(アットマークを@に変換してください) ※ARS会員または学生でオンライン希望の方はその旨を書き添えてください。
【参加費】ARS会員・学生:無料, 表面技術協会/協賛学会会員: 3,000円,一般:5,000円(振込先などは申込受付後に別途連絡致します)
【定員】60名(この他に、学生とARS会員はオンライン参加可、今回から入会可)
【申込締切】5月30日(火) ※申込多数の場合は早期に締め切ることがあります。
 
講演会プログラム
13:00-13:05 開会挨拶 (兵庫県立大学)八重真治
13:05-13:50 材料としてのマグネシウム合金とその業界動向(仮題) ((一社)日本マグネシウム協会)駒井 浩
13:55-14:40 マグネシウム合金のアノード酸化の基礎と最近の展開 (工学院大学)阿相英孝
15:00-15:45 マグネシウム合金へのアノード酸化処理とマルチマテリアルへの適用 (広島工業大学)日野 実
15:50-16:35 水酸化皮膜形成によるマグネシウム合金の耐食性向上技術の開発 (山梨県産業技術センター)佐野正明、鈴木大介
16:35-16:40 閉会挨拶  (東京工科大学) 西尾和之
 

 

 第110回例会(東京ビッグサイト)開催報告 

 2020年1月以来、3年ぶりにSURTECH展示会(東京ビッグサイト)にて部会講演会として、第110回例会が対面で開催されました。「陽極酸化関連の最近の技術から」と題して、チタンおよびステンレスの電解研磨、アルマイトの耐摩耗試験について3件の講演がありました。コロナ禍が続く中での対面開催に不安がありましたが多く方々に聴講いただき、講師と質問者の直接の対話もあって対面開催の重要性が改めて認識されました。今回は会員限定でオンライン配信を試行して10名の参加があり、質問者の声が聞き取りにくいなどの不手際はありましたが、新たな会員サービスとして今後の例会でも継続発展させてまいります。
 

第110回ARS例会
SURTECH2023 表面技術要素展
 
【日時】2023年2月3日(金)13:30〜15:30
【会場】東京ビッグサイト
【テーマ】陽極酸化関連の最近の技術から ーチタン・ステンレスの電解研磨とアルマイトの耐摩耗試験ー
 
【依頼講演】
工業界でのチタンの電解研磨の技術  ((株)中野科学)  中野 信男
払拭法で電解研磨したステンレスの表面特性  (マルイ鍍金工業(株)) 藤野  毅
往復運動平面摩耗試験装置を用いた円柱形状試験片における硬質アルマイトの摩耗特性評価 (山梨県産業技術センター)  塩澤佑一朗 
 
参加者:オンサイト60名、会員限定オンライン10名、合計70名

 

 第109回例会(WEB)開催報告 

 9月16日に第109回例会としてチュートリアルがZoomを利用したweb会議方式で開催されました。菊地竜也准教授(北海道大学),阿相英孝教授(工学院大学)によるAlのアノード酸化の基礎,Mgのアノード酸化の基礎の講演に加えて,近年取り扱うことの多くなってきました半導体材料として,Siのアノード酸化の基礎についても深見一弘准教授(京都大学)に講演いただきました。いずれの講演も分かりやすく解説いただけたこと,今回は全ての講演終了後に総合討論の時間を設けたことで多数の質疑応答が交わされ,非常に活発な会合となりました。

(田口善弘幹事)

 

○第109回例会 ―2022年度チュートリアル:
  アノード酸化の基礎―
 
【日時】令和4年9月16日(金)13:00~17:20
【会場】オンライン開催(zoom使用)
 
【依頼講演】
アルミニウムのアノード酸化の基礎1 (北海道大学) 菊地竜也
アルミニウムのアノード酸化の基礎2 (北海道大学) 菊地竜也
マグネシウムのアノード酸化の基礎 (工学院大学) 阿相英孝
シリコンのアノード酸化の基礎 (京都大学) 深見一弘
 
参加者:68名


【ARS全般に関する問い合わせ先】
ARS事務局 e-mail:arsアットマークsfj.or.jp(アットマークを半角英数字@に変換して下さい)
【ホームページに関する問い合わせ先】
菊地竜也 e-mail:kikuアットマークeng.hokudai.ac.jp(アットマークを半角英数字@に変換して下さい)